積雪の中、

ようやく整備する時間ができました。
さて懸念のダンパー無しモーリスのチェーンラインに取りかかります。

忘れん坊なので、半ばメモ代わりに使います。
まずは純正ホイールで仮組みします
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アクスルシャフト内幅:256mm
Sアーム内端~スプロケ取り付け面:26.74mm
ディスク取り付け面~サポート水平面:25.55mm

ナットは8KG-M で締め付け(指定トルクは12KG-M)
イメージ 2 
モーリス(写真撮り忘れの為、半年前の写真でも...)


Sアーム内端~スプロケ取り付け面:37.08mm (-スペーサー厚:3.25MM)
ディスク取り付け面~サポート水平面:36.09mm

因みにモーリスはハブも純正より幅が有りますのでサポートがクリアランス不足で入りません。
締め付け誤差が思いっきり出てしまいますね。
ですので力一杯、カラーをホイール側に押しつけながら計測しました。
ディスクは両方ともMKⅡ純正ですので、オフセットは同じです
10.5mm程削れば、ブレーキは付くでしょう。

問題はドライブ側です、単にスプロケ側のカラーを削っただけではチェーンラインは出ません。
幸運に、出たとしてもホイールセンターは滅茶苦茶でしょう。

基本的にカスタム車でセンターが出ている車両にお目に掛かったことが有りません。
まあ、毎回ネックとリアホイルの写真撮っていいですか?と訊かれる方もいい迷惑でしょうが。
それより重要なのは、前後ホイルの進行方向が合っているかです。
リアアクスル間でのセンターと違い、前後ホイルの正確なホイールセンターなんて三次元計測機使わないと解らないわけですし。

で、15MM以内の左右のずれは許容範囲内とします。
と、 いうか~ノギスの歯がリムに平行に当たらないためここら辺は非常にアバウトなんです、結局。

流れとしては
スプロケはめて、チェーン繋いでチェーンラインが出るまでカラーを削ってゆく
 (Sアーム交換の為チェーンが足りなくなりました、不足分を足し合わせると124リンク..金が..)
②その途中でセンターの許容範囲を超えそうであれば、もっと厚みのあるスペーサーを制作し対処。

③ブレーキは前述の数値近くまで削ってゆき、本番はキャリパーセンターが出るまで脱着・削りを繰り返す。
④過不足分は0.5mm厚のシムで調整。それでも256mm内に収まらないときは..考えません!

  最悪、オフセットスプロケ購入かもしれませんが、zはアウトプットシャフトがそんなに長くないので使いたくないのが本音です。

これは..いきあたりばったりになる予感大です。

ああ、ここでお漏らし!
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